毎日、心穏やかに安定した生活をしたいと思う。また、ずっとそれが、続けばよいと思う。
私もそう思います。そして誰もが願っていることだと思います。しかし、実現するには知恵、工夫、努力、準備など、様々なことが必要だと思うのです。
たとえば、「今日、そのために何をしたらよいのか。」と思った時、どうしますか。
先日、購入した「図解 モチベーション大百科 編著 池田貴将 発行・発売/サンクチュアリ出版」の【マインドセット】の項目を読んでいて、ふと思いました。
マインドセット
【価値観と行動を結びつける】・・・・・(省略)
「やるか やらないか」あるいは「どっちにするべきか?」と判断に迷うとき、人は「Aか」「Bか」で迷っていると錯覚しがちですが、決めかねているのは、Aでも、Bでもなく、本当は自分自身の価値観なのです。
(省略)・・・大切にしたいことを書き出し、その価値に結びつく予定を入れよう。・・・
「図解 モチベーション大百科 編著 池田貴将 発行・発売/サンクチュアリ出版」
私の価値観は「社会の最小単位である家族の絆やつながりを大切にすること」です。そのために、何をすべきか、何を選ぶか、何を捨てるか、を考えて行動してきたつもりです。そして、これからもその価値観は変わりません。
一方、価値観を変えざるを得ない時も生じます。それは、私が亡くなったあとです。
私が亡くなったあとは、私の価値観を尊重して家族はうまくやってくれるだろうか。相続でもめたりしないだろうか。。。今まで仲良かった家族がお金のことで仲違いするのは悲しいので、阻止しなくてはいけません。
私の価値観を亡くなったあとに反映するためには、遺言書を残すことが必要です。
遺言書は生前の価値観を最終的な意思として、反映させることができ、それは、最高の子孝行だと思います。実際に相続を経験しているので、「遺言書があれば、混乱しなくてよかったのに。」と思ったこともあります。
その際に参考になるのは、先ほどご紹介した「大切にしたいことを書き出し、その価値に結びつく予定を入れよう。」という マインドセット の考え方です。
そして、まずは、今、自分が大切にしている物は何か。を書き出し、それを誰に継承するために、どのような方法や準備が必要が考えてみました。
子2「うちに相続するものなんか、あるのかね。まだ、ローンもあるんでしょ?」
父 「あるさあ、ローンはあるけど、このマンションも財産だしね。まあ、亡くなったら二人の名義にして賃貸にでもしたらいいさ。」
子1「介護だってお金かかるし、貸す前に売却して有料老人ホームの入居費用だね。」
母 「確かにその可能性は高いわね。だけど、私は在宅でなんとか過ごしたい。」
父 「私は子ども達の世話になるより、ホームがいいなあ。」
我が家の家族会議はいつもこんな感じでまとまりません。笑 それでも話しておくことが大切だと思っています。
父 「その時になったら、「一番、大切な物は何か。」を考えて決めなきゃね。それもそうだけど、今日の晩御飯は何?! 今、一番大切なのはお刺身!」
母 「本日の夕ご飯は焼肉です。大切であれば、どうぞ、ご自身でお買い物をお願いいたします。」
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